交通違反の刑罰4種類

飲酒運転やひき逃げなどの悪質な交通違反の場合、ただの罰金や点数引きではなく、ドライバーは刑事上の責任を問われ裁判が行われます。
その結果言い渡される刑罰を大きく分けると4種類に分かれます。

  • 懲役
  • 禁錮(きんこ)
  • 罰金
  • 科料

の4種類です。

懲役

刑務所に入って強制労働させられます。
飲酒運転単体の場合「1年以下の懲役、または50万円以下の罰金」となっていますね。
人身事故も併発しているともっと重くなります。

禁錮

刑務所に入るだけです。強制労働はありません。ですが一日中独房内にいるのは苦痛です。ほとんどの受刑者は耐え切れなくなり自ら刑務作業を願い出るそうです。
これを請願作業といって禁錮刑の人でも懲役刑の人と同じような作業をすることができます。

また、判決が懲役か禁錮になる基準は、犯した犯罪が道徳的に問題があるかどうかで、飲酒運転やひき逃げなどの悪質なものは懲役になり、業務上過失致死などは禁錮になるようですが最終的には担当する裁判官しだいですね。

罰金・科料

どちらも犯人から一定の金額を取り上げる刑罰です。
その金額が1万円以上の場合は罰金と呼び、1万円未満が科料となります。
分ける意味あるのかな…

執行猶予について

懲役や禁錮になっても執行猶予が付いていれば刑務所に入らなくてすみます。
執行猶予期間が言い渡され、その間に新たな犯罪を犯さなければ問題ありません。
また、人身事故などの場合、刑事裁判より前に被害者と和解が成立していれば執行猶予が付きやすくなります。被害者が加害者に対して重い処罰を求めていない、加害者に誠意があると判断されるためです。