車直進と一方通行違反の自転車直進の過失割合

信号の無い交差点で直進している車と一方通行を逆走中の自転車とが衝突した接触事故の過失割合について解説します。

直進している車と一方通行を逆走中の自転車とが衝突した接触事故

基本になる過失割合

交通事故の過失割合は事故のパターンによって基本的な過失割合が決まっています。

この場合は自転車の過失が50%、車の過失が50%です。

ここに事故の細かな要素を追加して最終的な過失割合を計算します。

過失修正要素

  • 夜間…… +5%
  • 車の著しい過失…… -10%
  • 車の重過失…… -20%
  • 自転車の自転車横断帯通行…… -10%
  • 自転車の右側通行左方進入…… +5%
  • 自転車の運転者が児童・高齢者…… -10%
  • 自転車の著しい過失…… +10%
  • 自転車の重過失…… +15%

自転車から見た修正割合です。

用語解説

自転車の右側通行左方進入
車から見て交差点左の道の反対車線を逆走している自転車のこと
著しい過失
携帯電話使用などの軽めの違反
重過失
無免許運転のような重い違反

夜間、信号の無い交差点で高齢者が乗った自転車が、一方通行の道の右側をライトをつけずに逆走し、交差点右の道路から直進してきた車と衝突した場合。

基本の過失割合は50:50。高齢者なので-10%、自転車の右側通行左方進入で+5%、夜間で+5%、ライト無灯火から自転車の著しい過失で+10%

50% – 10% + 5% + 5% + 10% = 60%

で自転車の過失が60%、車の過失が40%になります。