信号のある交差点で車直進と自転車右折の過失割合6通り

信号のある交差点で直進している車と、反対車線から右折してきた自転車とが接触した事故の過失割合は、それぞれの信号の状態から6パターンに分かれます。

信号のある交差点で直進している車と、反対車線から右折してきた自転車とが接触した事故

基本になる過失割合

交通事故の過失割合は事故のパターンによって基本的な過失割合が決まっています。

ポイントは交差点に入ったときの信号の色と、右折したときの信号の色です。

自転車進入 自転車右折 車進入 自転車過失 車過失
50 50
20 80
10 90
30 70
20 80
30 70
  • 自転車は青で進入後、青で右折、車は青で進入して接触…… 自転車50%、車50%
  • 自転車は青で進入後、黄で右折、車は黄で進入して接触…… 自転車20%、車80%
  • 自転車は青で進入後、赤で右折、車は赤で進入して接触…… 自転車10%、車90%
  • 自転車は黄で進入後、黄で右折、車は黄で進入して接触…… 自転車30%、車70%
  • 自転車は黄で進入後、赤で右折、車は赤で進入して接触…… 自転車20%、車80%
  • 自転車は赤で進入後、赤で右折、車は赤で進入して接触…… 自転車30%、車70%

以上の6通り。これに事故の細かな状況を考慮する過失修正要素を追加して最終的な過失割合をだします。

過失修正要素

  • 夜間…… +5%
  • 車の15キロ以上の速度違反…… -10%
  • 車の30キロ以上の速度違反…… -20%
  • 車の著しい過失…… -5%
  • 車の重過失…… -10%
  • 自転車の運転者が児童・高齢者…… -10%
  • 自転車の著しい過失…… +5%
  • 自転車の重過失…… +10%

自転車から見た修正割合です。

用語解説

著しい過失
携帯電話使用などの軽めの違反
重過失
無免許運転のような重い違反

信号機のある交差点で車が直進中、対向車線を走っていた自転車が右折してきて衝突した接触事故で、車は交差点に信号が赤色の時に進入、自転車は赤で進入後、赤色で右折、自転車の運転手は高齢者、車は携帯電話使用していた場合。

基本の過失割合が30:70。高齢者で-10%、携帯電話使用により車の著しい過失-5%

30% – 10% – 5% = 15%

で自転車の過失が15%、車の過失が85%になります。