交通事故の加害者にかせられる3つの罰

交通事故で人を死亡させたり、怪我を負わせた場合、3つの責任が生じます。

  • 刑事責任
  • 民事責任
  • 行政責任

刑事責任

刑事裁判で7年以下の懲役または100万円以下の罰金。
怪我を負わせた場合は自動車運転過失傷害罪、死亡させた場合は自動車運転過失致死罪になります。
この刑事裁判よりも前に被害者や遺族との間で示談が成立している場合、刑は軽くなり執行猶予も付きやすくなります。

民事責任

怪我の治療費、慰謝料、仕事ができなくなった分の給料などの損害賠償です。
死亡した場合も遺族に対しての慰謝料と生きていたら稼ぐはずだった収入などになり、金額は数億円になる可能性もあります。

行政責任

運転免許の停止、取り消しです。運転免許には点数制度があり過去3年間の交通違反状況で免許停止や取り消しになります。
この点数が15点以上になると免許停止です。よく、今の持ち点が15点でそこから違反するごとに引いていく減点法式だと思われていますが、実は0点から足していく累積方式です。

交通事故の場合は基本的に「安全運転義務違反」がつき、2点追加されます。
人身事故の場合はそこから被害者の状態と被害者に過失があったかによって追加される点数が変わります。

被害者の状態 被害者過失無し 被害者過失有り
死亡 20点 13点
3ヶ月以上の重症・後遺症有り 13点 9点
30日以上~3ヶ月未満の重症 9点 6点
15日以上~30日未満の軽症 6点 4点
15日未満の軽症 3点 2点

ひき逃げの場合はこれプラス35点です。