道幅に差のある交差点での直進車同士の過失割合3通り

信号機が無く、交差する2つの道の幅に差がある交差点で、直進車同士が衝突した接触事故の過失割合について解説します。

信号機が無く、交差する2つの道の幅に差がある交差点で、直進車同士が衝突した接触事故

基本になる過失割合

交通事故の過失割合は事故のパターンによって基本的な過失割合が決まっていて、このケースでは交差点に入る際に減速したかどうかで、3パターンに分かれます。

  • 車Aは減速、車Bは減速せず…… 車A20%、車B80%
  • 車Aは減速せず、車Bは減速…… 車A40%、車B60%
  • 車Aと車Bの両方が減速または減速せず…… 車A30%、車B70%

広い道の方が優先です。

ここに事故の細かな要素を追加して最終的な過失割合を計算します。

過失修正要素

  • 見通しのいい交差点…… -10%
  • 車Bの明らかな先入…… +10%
  • 車Bが大型車…… -5%
  • 車Bの著しい過失…… -10%
  • 車Bの重過失…… -20%
  • 車Aが大型車…… +5%
  • 車Aの著しい過失…… +10%
  • 車Aの重過失…… +20%

車Aから見た修正割合です。

用語解説

著しい過失
携帯電話使用などの軽めの違反
重過失
無免許運転のような重い違反

信号機が無く、交差する2つの道の幅に差がある交差点で、直進車同士が衝突し、広い道を走っていた車Aが減速、狭い道の車Bが減速せず大型車だった場合。

基本の過失割合は20:80。車Bが大型車で-5%

20% – 5% = 15%

で車Aの過失が15%、車Bの過失が85%になります。