広い道の車直進と狭い道のバイク右折の過失割合

信号の無い交差点で広い道を走っている車と、狭い道から右折してきたバイクとが接触した事故の場合の過失割合について解説します。

信号の無い交差点で広い道を走っている車と、狭い道から右折してきたバイクとが接触した事故

基本になる過失割合

交通事故の過失割合は事故のパターンによって基本的な過失割合が決まっています。

この場合はバイクの過失が65%、車の過失が35%です。

ここにスピード違反などの細かな要素を追加して最終的な過失割合を計算します。

過失修正要素

  • バイクの徐行無し…… +10%
  • バイクの指示器表示無し…… +5%
  • バイクの右折禁止違反…… +10%
  • バイクの早回り右折…… +10%
  • バイクの大回り右折…… +10%
  • バイクの著しい過失…… +10%
  • バイクの重過失…… +20%
  • 車が大型車…… -5%
  • 車の減速無し…… -10%
  • 車の15キロ以上の速度違反…… -10%
  • 車の30キロ以上の速度違反…… -20%
  • 車の著しい過失…… -10%
  • 車の重過失…… -20%

バイクから見た修正割合です。

用語解説

早回り右折
交差点の中央まで行かずに、中央より手前をショートカットするような右折
大回り右折
交差点の中央より奥で右折する、軌道が大きく外側に開いた右折
既右折
既に右折を完了している、もしくはそれに近い状態のこと。右折の完了の定義は車体が新しい進行方向に向き終わっている状態
著しい過失
携帯電話使用などの軽めの違反
重過失
無免許運転のような重い違反

信号の無い交差点で広い道を直進していた車と、狭い道から右折してきたバイクとが接触した事故で、バイクが徐行無し、車が30キロオーバーの場合。

基本の過失割合は65:35。徐行無し+10%、30キロオーバーで-20%

65% + 10% – 20% = 55%

でバイクの過失が55%、車の過失が45%になります。